トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は6月16日、タカタ製の助手席エアバッグのインフレータ不具合によるリコール(回収・無償修理)を拡大すると発表した。
今回のリコールは、タカタおよび米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が、タカタのエアバッグインフレータ不具合について、新たな情報を開示したことを受けての対応。
米国市場で追加リコールされるトヨタおよびレクサス車は、2003-2007年モデルの『カローラ』(『マトリクス』を含む)、2005-2006年モデルの『タンドラ』、2005-2007年モデルの『セコイア』、2003-2007年モデルのレクサス『SC430』。
これら4車種、合計およそ136万5000台を追加でリコール。これにより、タカタのエアバッグインフレータ不具合によるトヨタとレクサスの米国でのリコール台数は、およそ291万5000台に拡大する。
北米トヨタのDino Triantafyllosチーフ・クオリティ・オフィサーは、「トヨタは引き続き、顧客の安全を重視していく」と述べている。