フランスの自動車大手、ルノー傘下のスポーツカーブランド、アルピーヌが1月末に発表した『アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ』。同車の公式映像が配信された。
同車は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2013年末に発売した「PlayStation3」用ゲームソフト、『グランツーリスモ6』のコラボ企画、「ビジョン・グランツーリスモ」から生まれた1台。
アルピーヌ ビジョン グランツーリスモは、ルマン24時間にも参戦したアルピーヌの耐久レーサー、『A450』のコンセプトを発展。軽量で俊敏なバルケッタタイプのデザインを提示した。
ミッドシップには、4.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力450hp/6500rpm、最大トルク59.1kgm/2000rpmを引き出す。トランスミッションは7速シーケンシャル。カーボンモノコック構造により、重量は900kgに抑えられ、最高速320km/hの性能を想定している。
ルノーは1月末、アルピーヌ ビジョン グランツーリスモの映像を、公式サイトを通じて配信。開発の狙いや、名車『A110』から続くアルピーヌの伝統の継承、そして走行シーンなどを紹介している。