トヨタ自動車は1月26日に都内で、新型『アルファード』『ヴェルファイア』の発表会を開いた。記者団の取材に応じた吉田守孝専務役員は、先週23日までの初期受注が合計で2万1000台に達したと明らかにした。
月間の販売計画はアルファードが3000台、ヴェルファイアが4000台なので、合計ですでに3か月分を確保している。今回の全面改良では、後席シートや内装などを贅沢にした最高グレードの「エグゼクティブラウンジ」を新設定したが、これが初期受注では約1割の2000台に達しているという。
エグゼクティブラウンジは両モデルとも、ガソリン車(3.5リットル)で約652万円、ハイブリッド車で約703万円というこれまでにない高額グレード。吉田専務は、初期受注では「我々の想定を上回る比率になっている」と述べ、やや驚きの表情も見せている。