2月の フィアット グループ 欧州販売、5.8%増…500 と パンダ がAセグ首位

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イタリアの自動車大手、フィアットグループは3月18日、2月の欧州における新車販売の結果を公表した。総販売台数は5万9356台。前年同月比は5.8%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

ブランド別では、主力のフィアットが前年同月比5.7%増の4万6302台と、2か月ぶりのプラス。『500』シリーズと『パンダ』が2月、欧州Aセグメントで29.9%の市場シェアを確保した。フィアットによると、この2車種の合計シェアは、欧州Aセグメントで最大になるという。とくに『500L』シリーズが、前年同月比40%増の6700台以上と牽引役を果たす。

また、ランチア/クライスラーは、前年同月比2.3%増の5613台と、3か月連続で増加。クライスラーグループ傘下のジープは、前年同月比15.4%増の2221台と、2か月連続で前年実績を上回った。一方、アルファロメオは2.3%減の4631台と、前年実績に対して31か月連続のマイナスが続く。

国別の販売実績では、英国とスペインが好調。2月実績の前年同月比は、英国が14.4%増、スペインが50.5%増。地元イタリアも7.6%増、フランスも1.9%増と伸びた。

また、高級スポーツカーのフェラーリとマセラティは2月、欧州で合計571台を売り上げている。

《森脇稔》

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