会場をビッグサイトに移して2回目となる東京モータショーは、国産車メーカーの奮起が目立つ結果となった。
76台に及ぶワールドプレミア(世界初公開)に加えて、アベノミクス効果で消費マインドに火が付いたのか、はたまた消費税や軽自動車税の増税の話題が購買意欲を刺激したのか、理由はさまざまあろうが、結果的に来場者は90万人を超える盛況ぶり。ここでは、各メーカーの注目出展車を振り返りたい。
スズキは、デザイン思考の大きく異なるSUVタイプのコンセプトカーを複数出展。年末に発売された『ハスラー』、フランス車風な『クロスハイカー』、『ジムニー』のような無骨さを前面に押し出す『X-LANDER』など、意欲作が多数。
マツダは、デザインコンセプトの披露こそなかったが、発売以来好調な『アクセラ』を核に、ボディカラーを赤で統一するなど華やかな演出で話題を呼んだ。アクセラにはCNG車も初公開している。
ヤマハは、2015年の四輪事業参入を目指し小型EV『MOTIV』を発表した。まずは欧州への投入が予定されている。
◆ハスラー/クロスハイカー/X-LANDERのコンパクトSUVでアピール…スズキ
スズキ、小型クロスオーバー クロスハイカー など4台をワールドプレミア
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◆好調アクセラで勢いに乗る…マツダ
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圧縮天然ガス使用、マツダ3 SKYACTIV-CNGコンセプト を参考出品
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◆MOTIVで四輪事業への参入を表明…ヤマハ