マツダは東京モーターショー2013において『MAZDA 3 SKYACTIV-CNG CONCEPT』を披露した。
このモデルは、エネルギーの多様化に伴うマルチソリューションの提案として、圧縮天然ガス(CNG)とガソリンの両方の燃料に対応可能なコンセプトカーである。
CNGに対応したモデルを製作した理由について、同社の代表取締役社長兼CEOである小飼雅道氏は「CO2排出低減のニーズと、北米を中心としたシェールガスの生産の本格化に伴い天然ガスに関する関心が高まっている」と話す。
もともとが高圧縮エンジンであるSKYACTIVエンジンは、高圧縮で燃焼させるCNGとの相性がよく容易に対応が可能なのである。
小飼雅道氏はCNGを使った技術について「今後ともCO2削減のニーズと変わらぬ走りの両立の為に研究開発をしていきたい」と述べた。