欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月13日、米国で11月19日に開幕するロサンゼルスモーターショー13において、『e-ゴルフ』を北米初公開すると発表した。
e-ゴルフは、新型『ゴルフ』をベースに開発された市販EV。2013年9月、フランクフルトモーターショー13でワールドプレミアされた。
EVパワートレインは、モーターが最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生。二次電池は、蓄電容量24.2kWhのリチウムイオンバッテリー。動力性能は、0-100km/h加速12.4秒、最高速140km/h(リミッター作動)。1回の充電で最大190km走行できる。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分で充電可能。
今回、フォルクスワーゲンはロサンゼルスモーターショー13において、『e-ゴルフ』を北米初公開すると発表。2014年秋以降、米国市場で発売することも明らかにした。
米国仕様は、欧州向けとモーターやバッテリーのスペックは共通。ただし、1回の充電で走行できる距離は、約150kmとなる。これは、米国と欧州の走行スタイルの違いに起因するもの。またe-ゴルフには、米国仕様のフォルクスワーゲン車として初めて、LEDヘッドライトが標準装備される。