欧州ビジネス評議会(AEB)は、8月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、23万1915台。前年同月比は10%減と、6か月連続で前年実績を下回った。ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。8月は3万9079台を売り上げたものの、前年同月比は24%減と、6か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比20%増の1万4951台を売り上げる。2位は韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズで、7月の3位から浮上。1万7013台を販売し、前年同月比は6%増と、2か月ぶりに増加した。コンパクトカーの新型『リオ』が、8%増の7159台と2か月ぶりに回復。7月の4位から、8月は3位に上昇したのが、GMのシボレー。しかし、その販売台数は1万5984台にとどまり、前年同月比は19%減と9か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』が5%減の4246台と、4か月連続のマイナス。小型セダンの『クルーズ』は、4%増の6294台と2か月連続で増加。7月の2位から、8月は4位に後退したルノー。8月は、前年同月比23%増の1万5181台と、2か月連続のプラス。新型を投入した『ダスター』が、前年同月比29%増の5553台と支持された。5位は、引き続きヒュンダイモーター。その販売台数は1万4219台で、前年同月比は7%増と、3か月連続で前年実績を上回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比8%増の8590台と、4か月連続で増加。6位のトヨタは、1万3778台を販売。前年同月比は3%減と、3か月ぶりの前年実績割れ。『RAV4』が46%増の3542台と、引き続き好調。『カムリ』は前年同月比3%減の2767台と、3か月ぶりのマイナス。7位のフォルクスワーゲンは、1万3024台を販売。前年同月比は3%減と、6か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が5488台を売り上げ、前年同月比は26%増と、2か月連続で前年実績を上回っている。
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