ゼネラルモーターズ・ジャパンは11月27日、シボレーのスポーツカー、『コルベットZ06』(Chevrolet Corvette)について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に再届出した。9月18日付けリコールにおいて恒久対策が可能になったため、再度届出をする。
対象となるのは、2022年11月14日から2025年5月1日に輸入された169台。燃料タンクの給油口に不具合があり、給油時にガソリンが大量に溢れ出た際、気化したガソリンがエンジン冷却用ファンによってラジエーターに吸い込まれることがある。
ラジエーターが高温になっている場合、気化したガソリンがラジエーターまたはエンジンルーム内の排気管表面に付着することにより、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。
改善措置として、全車両のフィラーネックシールパネルを対策品に交換する。国内での不具合発見の動機は本国メーカーからの情報によるもので、不具合の発生、事故の報告はない。
今回の届出は、2025年9月18日付け「届出番号外-4079」によるリコール届出において、恒久対策が可能になったため、再度届出をするものとなっている。







