ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、「2013ワールドカーオブザイヤー」の最終選考車4台を発表した。
ワールドカーオブザイヤーは、2005年にスタート。今回は2011年秋から2012年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から、最高の1台を選出する。条件は2013年5月末まで生産と販売を継続しており、世界2大陸、5か国以上で販売していること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。
投票は世界66名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施。3月27日に開幕するニューヨークモーターショー13で、イヤーカーが決定する。
2013ワールドカーオブザイヤーの最終選考4台は、以下の通り。
メルセデスベンツAクラス
ポルシェ・ボクスター/ケイマン
トヨタ86/スバルBRZ
フォルクスワーゲン・ゴルフ
2013年2月に発表された第二次選考10台の中から、日本車では、マツダの新型『アテンザ』と『CX-5』が脱落。この他、欧州勢では、アウディ『A3』、ランドローバー『レンジローバー』、プジョー『208』、ボルボ『V40』も、最終選考に進めなかった。
ここ数年の結果は、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』と、フォルクスワーゲンが2年連続で受賞。2011年は日産のEV、『リーフ』。2012年は再び、フォルクスワーゲンの新世代コンパクトカー、『up!』がワールドカーオブザイヤーに輝いている。