全体相場は6日続伸。世界的な株高傾向を背景に買いが持続し、平均株価は東日本大震災前の2月14~21日以来の6日続伸を記録した。
ただ、短期的な上昇から警戒感も強まっており、引けにかけて上値が重い展開。前日比7円37銭高の9972円46銭と小幅高で終わった。
自動車株は、ほぼ全面安。
ホンダが25円安の3195円と反落。日産自動車も1円安の858円と小反落した。日産は6月の中国での新車販売台数が、新型『サニー』の好調などで前年同月比22.4%増の10万8000台となったと発表している。
いすゞ、ダイハツ工業、日野自動車、富士重工、スズキがさえない。
こうした中、トヨタ自動車が5円高の3390円と小幅続伸。マツダも2円高の220円と続伸した。市場には、同社が6月末に投入した新型『デミオ』の動向に注目する声も聞かれる。