全体相場は4日ぶりに反落。前場は米国市場の続伸を受け、買いが先行。平均株価は一時、9か月ぶりの1万0700円台を付けた。しかし、中国・上海市場などアジア市場の軟調な動きから、引けにかけて売りが優勢。結局は、18円安の1万617円と小反落して引けた。
自動車株は高安まちまち。トヨタ自動車が180円高の3670円と急伸。米運輸省がトヨタ車の急加速問題につき、「電子制御システムに問題はなかった」とする最終報告をまとめたことが、買いを誘った。ホンダが15円高の3575円、日産自動車が22円高の893円と続伸した。マツダもしっかり。
一方、スズキが31円安の1940円、富士重工が12円安の713円と続落。いすゞ、ダイハツ工業、日野自動車がさえない。