今年、登場から50周年を迎えたアウディの5気筒エンジン。その最初の搭載車となったのが、1976年に登場した2代目アウディ『100』(C2)だった。
初代100は1968年にアウディのフラッグシップとして登場。そのフルモデルチェンジ版として登場したのが2代目の100で、この世代で初めて直列5気筒エンジンが搭載された。
アウディ100(2代目・C2)当時のカタログメルセデス・ベンツ、BMWといったライバルの6気筒エンジンへの対抗策であり、エンジン縦置きのレイアウトを採るアウディは、5気筒としたのは、エンジンの全長、重量を抑えることが目的だった。5気筒エンジンそのものには、6ベアリングのクランクシャフトを始め、Kジェトロニックなどを採用、スムースネス、燃費性能にも配慮していた。
アウディ100(2代目・C2)当時のカタログ
この5気筒エンジンを搭載した100は、日本市場には1978年から導入を開始。写真のカタログは80年モデルのもので、79.5×86.4mmのボア×ストローク、排気量2144ccを共通としたガソリン(105HP/16.3kgm)とディーゼル(70HP/12.5kgm)の2機種のユニットが設定されている。
さらに81年には135HP/20.6kgmのターボが登場し、こちらは『200 5T』を名乗った。
アウディ100(2代目・C2)当時のカタログクルマそのものの走りは当時のドイツ製上級セダンらしく乗り味もステアリングフィールも穏やかな味わいで、5気筒エンジンも3速ATとの組み合わせで、独特の小気味よいビートを刻みながらクルマをゆったりと加速させていく……そんな印象だった。
アウディ100(2代目・C2)当時のカタログ









