トヨタ、リコール作業は40分 2月10日から

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手振りを交えて説明する豊田章男社長(9日)
  • 手振りを交えて説明する豊田章男社長(9日)
  • 記者会見(9日)

トヨタ自動車で品質保証を担当する佐々木眞一副社長は9日の会見で、新型『プリウス』をはじめとする4車種のリコールについての概要を発表した。

同社は9日午後1時20分(日本時間)、日米同時に当局にリコールを届け出た。国内の新型『プリウス』についてのリコール開始は2月10日から、最寄りのディーラーで実施する。

修理の作業時間は40分程度。ABSシステムのプログラムの書き換えで対応する。対象ユーザーには、購入販売店から9日からリコール対象車であることの通知を始める。

豊田章男社長は「たいへんお手数をかけ申し訳ありませんが、お買い上げの販売店よりまもなくご連絡申し上げます。お客様の都合ですみやかに修理していただきたくことが、信頼回復の第一歩だと考えております」と話した。

なお、販売店での対応が10日から始まるのは新型『プリウス』が先行する。『プリウスPHV(プラグインハイブリッド)』『SAI』レクサス『HS250h』については、準備が整い次第、回収修理を実施する。国内の対象車両は4車種、約22万3000台。

《中島みなみ》

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