トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は8月中旬、トヨタ『RAV4』とレクサス『HS250h』の一部を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、サスペンションの不具合が原因。米国トヨタ販売によると、リアサスペンションのアームが整備や修理の際、誤ったトルクで締め付けられた可能性があり、ナットが緩み、部品が脱落するおそれがあるという。
その場合、車両のスタビリティ制御が失われ、事故のリスクが高まる。
リコールの対象となるのは、RAV4が2006‐2011年モデル。レクサスHS250hが2010年モデル。合計で約33万7000台が、リコールに該当する。
米国のトヨタとレクサスは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、リアサスペンションのアームとナットを交換するリコール作業を行うとしている。