ダイムラークライスラーは、2003年の全世界での乗用車販売台数が前年比3.9%減の382万2000台になったと発表した。メルセデスベンツ、クライスラー、ダッジなどの販売が苦戦した。2004年はベンツグループから6車種、クライスラーグループから9車種のニューモデルを投入、販売を巻き返す。
ベンツ乗用車、スマート、マイバッハのメルセデスグループは2002の販売台数が過去最高となった反動もあって121万5000台、同1.4%減となった。クライスラー、ダッジ、ジープのクライスラーグループは同5.0%減の260万7000台と不振だった。
メルセデスグループで、メルセデスベンツは同1.7%減の109万1500台だったが、グローバルシェアは2.5%と前年と横ばいだった。スマートは同1%増の12万3500台で、微増ながら過去最高だった。マイバッハの納入実績は600台。
クライスラーは、米国の販売競争で苦戦し、米国の販売が同4%減の212万7451台だった。ジープは同4%減の44万559台だった。ダッジは同3%減の122万3302台。