2014年3月15日のダイヤ改正はJR旅客各社だけでなく、JR貨物も同時に実施する。各地を結ぶ列車の速達化のほか、機関車やコンテナ車、コンテナの新製増備などが主な内容となる。
日立製作所は12月26日、欧州の鉄道における相互乗入要求(TSI)の認証を取得し、欧州列車制御システム(ETCS)に準拠した車上信号装置を製品化したと発表した。日系企業がTSI認証を取得したのは初めて。
江ノ島電鉄(江ノ電)はこのほど、1500形の1501編成(1501+1551号)をリニューアルしたと発表した。1986年の使用開始から27年以上が経過したことから、バリアフリー化や省エネルギー化などの改良を施した。
横浜シーサイドラインは2014年1月25・26日の2日間、まもなく引退する1000形車両の「サヨナラ企画」第1弾として、1000形の撮影会をシーサイドライン車両基地(横浜市金沢区、並木中央駅から徒歩2分)で開催する。
JR四国のダイヤ改正は、併結して運転する特急『しおかぜ』と『いしづち』の号数統一や一部特急列車の行先変更などが柱。6月以降に新型特急電車8600系が投入される列車も今回発表され、期待が高まる。また、鳴門線には途中駅ノンストップの普通列車が登場する。
シンガポール地下鉄(MRT)で5路線目となる新線、ダウンタウン線の第1期区間が12月21日に開業した。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。同線はシンガポールMRTを運行する2社のうち「SBSトランジット」が担当、無人の完全自動運転を行う。
ドイツ・シーメンスは12月23日、同社が製造したドイツ鉄道(DB)の高速列車「ICE」の新型車両「Velaro(ヴェラロ)D」が、同国鉄道当局の営業運行認可を受けたと発表した。同車両は当初、2011年に運行を開始する予定だったが、製造や認可が遅れていた。
JR西日本は12月24日、「大阪環状線改造プロジェクト」と題し、おおむね2017年度末までに同線の総合的な改良を進めていくと発表した。今年3月に同社がまとめた中期経営計画に基づくもの。新車の投入や駅の改良などを行う。
東京都交通局はこのほど、消費税率の引き上げ(2014年4月1日)に伴う都営交通事業の運賃改定を国土交通大臣に申請した。都電荒川線と都営バスは2014年4月1日、都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーは6月1日の値上げを予定している。
仙台市交通局は12月24日、2015年の開業を目指して工事が進む東西線について、同線に設置される駅の正式な名称を決めたと発表した。
JR九州のダイヤ改正では、特急『有明』の熊本発着がなくなるほか、福岡・北九州都市圏の鹿児島本線で準快速・快速の停車パターンが整理される。新幹線では『さくら』の全列車が新鳥栖・久留米の両駅停車となる。
西武鉄道新宿・国分寺・西武園線東村山駅付近の連続立体交差事業(連立事業)について、事業主体の東京都はこのほど、都市計画事業の認可を受けた。事業期間は2013~2024年度を予定している。事業費は714億円。
西日本鉄道(西鉄)はこのほど、天神大牟田線の下大利駅(福岡県大野城市)の高架化工事に伴い、白木原~下大利間約1.1kmを2014年3月22日から仮線に切り替えると発表した。駅舎とホームも合わせて変更する。
JR東海のダイヤ改正は、東海道新幹線の新大阪駅大規模改良工事完成に伴う「のぞみ10本ダイヤ」の実施が目玉。700系の置き換えが進み、N700系で運転する『ひかり』『こだま』も大幅に増加する。一方で、車内での自販機による飲料販売が終了する。
小田急電鉄は12月20日、2014年3月15日にダイヤ改正を実施すると発表した。平日朝ラッシュ時に快速急行を初めて設定するほか、土休日の0時台に下り準急を増発。多摩線の全駅でホームが10両編成に対応したことから、各駅停車の一部を10両編成で運転する。