
不正車検でついに国の検査官を逮捕
警視庁交通捜査課は4日、不正車検にからみ、虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで関東運輸局東京陸運支局検査官(当時)だった高橋規夫(47)と、車検代行業者『ドウノ・モータース』社長の堂埜忠一(68)を逮捕した。

ガードレールのデザインが多様化へ---国交省が検討会設置
国土交通省は、原則として全国統一されているガードレールのデザインや色を景観配慮型に変えられるよう、検討を始めた。このほど『景観に配慮した防護柵推進検討委員会』を設置、夏までに具体案をまとめる。

6月の不正改造排除強化月間……今年は何かが起こる!?
国土交通省は、6月に重点実施する『不正改造車を排除する運動』の概要を公表した。全国で街頭検査を160回実施するほか、各運輸支局などの整備課に設置する『不正改造車110番』、『黒煙110番』を通じて寄せられる情報については、対象車両ナンバーからユーザーを特定してハガキを送付し、改善を求める。

e燃費も貢献!?---地球温暖化防止へ本腰『エコドライブ普及連絡会』
警察、経済産業、国土交通、環境の4省庁は30日、『エコドライブ普及連絡会』の初会合を開催した。低燃費運転(エコドライブ)やアイドリングストップなどの運転者向けソフト対策を連携して進めるのが狙い。年内にも行動計画(アクションプラン)をとりまとめて公表する予定だ。

扇大臣、血迷う? ---民営化推進委の活動にケチ
扇千景国交相はこのほど、道路関係四公団民営化推進委員会から藤井JH総裁の更迭要求が出ていることについて「今、着々と総裁としての仕事をしている」と拒否する考えを明らかにした。そればかりか民営化委に対し「余分な資料請求は遠慮していただきたい」と発言した。

【リコール】フォグランプをなめちゃいかん---マツダ車で火災のおそれ
マツダは29日、『アテンザ』、『ロードスター』など3車種、約8万台のリコールを国土交通省に届け出た。(1)前部フォグランプ装備車両のうちソケットホルダーの固定方法が不適切、(2)ブレーキ液が少なくなっても警告灯が点灯しないおそれ---の2点。

【リコール】日産『スカイラインGT-R』の燃料ポンプ不良ほか
日産自動車は27日、『スカイラインGT-R』や『グロリア』など4車種のリコールを国土交通省に届け出た。99年5月から今年3月までに生産されたグロリア、『スカイライン』、『ティーノ』は制動灯用スイッチの不良、昨年7月中に生産されたスカイラインGT-R(BNR34)は、燃料ポンプ用電子制御装置のアース不良。

ASVデバイス、ジワリ普及〜国交省が装着状況を調査
国土交通省は23日、先進安全自動車(ASV)技術の装着状況をまとめて公表した。2002年中に販売された国産乗用車(軽自動車含む)と2輪車を調べたところ、最も普及が進んだのは「居眠り警報装置」の4万334台(前年実績は1万737台)。

【改善対策】意外とあなどれない静電気---プジョー『306』
プジョー・ジャポンは22日、『306』シリーズ、約1700台の助手席エアバッグに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。98年7月から99年1月までに輸入した306『スタイル』、『カシミール/XSI』、『S16』、『カブリオレ』、『ブレーク』の6車種1686台が対象。

低公害車販売絶好調! ただしハイブリッド車は息切れ---国交省まとめ
国土交通省は21日、2002年度下半期(2002年3月−2003年3月)の低公害車登録台数(軽自動車のぞく)が約135万台となり、新規登録全体の57%を占めたと発表した。2002年度通算では242万台と、前年度から6割も増えた。低公害車(3ツ星車など)の税金を軽減するグリーン化税制の影響が大きいと思われる。