日産自動車は27日、『スカイラインGT-R』や『グロリア』など4車種のリコールを国土交通省に届け出た。
99年5月から今年3月までに生産されたグロリア、『スカイライン』、『ティーノ』の合わせて6万5334台は、ブレーキペダル部にある制動灯用スイッチの不良により、接点部の接触抵抗が増え、制動灯が点灯しなくなる。これまでに21件の不具合が見つかっており、全車両のスイッチを対策品と交換するほか、一部車種についてはリレーを追加する。
また、昨年7月中に生産されたスカイラインGT-R(BNR34)、227台は、燃料ポンプ用電子制御装置のアース不良により、ポンプの動作が不安定になり、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなる。これまでに5件の不具合が見つかっており、全車両、制御装置を対策品に交換するという。