ニューヨークモーターショーで発表された日産『スポーツコンセプト』のルックスは、アメリカの若者の間でも人気の高い日本のアニメ、「ジャパニメーション」テイストを全面に打ち出した、アグレッシブでレイヤードなもの。
コンセプトは、発表場所となったニューヨークなど、都会に精通した「ストリート・ワイズ」。“ワルっぽい”イメージのなかに、お洒落な上質感を演出している。
エクステリアは、フロントスポイラーからリアエキゾーストにかけて、「車体を前後に貫く2本のチューブ」をイメージさせた特徴的なデザインで、この前後スポイラーセンター部分と、20インチホイールのアクセント形状は「逆台形」がモチーフだ。
ボディカラーのパールホワイトには「NYのように雑多なカルチャーの中にあっても、ハートはピュア」という意味合いが込められているとのことだ。
『ティーダ』と同様、広い室内空間に中に大人4人がきっちりと座れる2+2パッケージで、ウルフグレーレザーとパールスゥエードのコンビネーションのレーシーなバケットシートには、全席4ポイントハーネスが装備。前席はヘルメットをホールドするサイドプロテクターも装備されている。
内外装共に、日常の刺激性(コンフォート&スパイシー)を最大限に引き出したコンセプトモデルだ。