
低硫黄軽油、全国で販売スタート
4月1日から全国の石油元売り系SSで低硫黄軽油の販売が始まった。酸化触媒やフィルターの性能を劣化させる硫黄分を、従来の500ppm(0.05%)から50ppm(0.005%)に減らしたもの。

低公害車・DPF補助対策がバージョンアップ……あなたもOKかも
国土交通省は、平成15年(2003年)度の『低公害車普及促進対策費補助金交付要綱』をまとめた。

大型トラック、バスの燃費測定方法がまとまる
国土交通省は31日、大型トラック・バス(車両総重量2.5トン超)の燃費評価方法をまとめた。車体が大きく、シャシーダイナモに載りづらいことや、架装によって車種が非常に多いことなどを配慮し、3.5トン超の車両についてはコンピューター上で車両を仮想走行させて燃費を割り出す手法を初めて採用した。

『交通安全マップ』にヒヤリ地点が追加……カーナビで見たい!
警察庁、国土交通省が昨年4月に開設した『交通安全マップ』に、4月1日からヒヤリ地図が加わることになった。歩行者や自転車が、クルマなどとぶつかりそうになってヒヤリとした体験をした地点を地図上にマッピングし、検索・表示できる。

充実するデジタル地理情報---将来はカーナビとの融合も!?
国土交通省は28日、『国土情報ウェブマッピングシステム』の試験運用を始めた。県境や公共施設、高速道路、一般道路、公示地価など、国交省が持つ数値データと、約40万枚の航空撮影画像を公開するもの。

スモールカーは20km/リットル台、ハイブリッドは30km/リットル台の攻防…ランキング
国土交通省は28日、『燃費の良いガソリン乗用車ベスト10』を公表した。小型車ではホンダ『インサイト』、トヨタ『プリウス』などハイブリッド車が上位を独占。軽自動車ではダイハツ『ミラ』が昨年のトップであるスズキ『アルト』を抜いて1位になった。

不正改造1カ所につき20日間---改正道路運送車両法の処分基準が判明
国土交通省は、4月からの不正改造車規制強化に伴う『使用停止期間』の処分基準をまとめ、各運輸局などに通達した。不正改造部分1カ所につき、20日間の使用停止期間を設定。違法フィルムとマフラーが見つかった場合、合計40日の使用停止処分となる。

【新聞ウォッチ】高速道路の非常電話、なんと一台257万円!

コスト削減、天下り自粛「でも道路は作ります」-道路関係公団の民営化にらんで
国土交通省は25日、道路関係4公団の民営化をにらんだ『ただちに取り組む事項』を公表した。残事業費22兆円のうち、ICの設計を見直したり、車線数を減らすなどして4兆円を削減するほか、割高との指摘があった管理コストも、新会社発足の2005年までに2002年度比で24%減らす。

【不正改造車取り締まり強化】ユーザーが気をつける点は…
今回の法改正では“不正改造”かどうかを判断する保安基準自体に変更はない。『保安基準適合』『車検対応』をうたっている部品や用品ならまず問題ない。しかし、グレーゾーンのパーツを取り付ける場合には、販売店や最寄りの運輸支局に問い合わせ、法的に問題のないことを確認してから取り付けたい。