【不正改造車取り締まり強化】ユーザーが気をつける点は…

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4月1日から、不正改造車の取り締まりや罰則を厳しくする改正道路運送車両法が施行される。今回の法改正では“不正改造”かどうかを判断する保安基準自体に変更はない。『保安基準適合』『車検対応』をうたっている部品や用品ならまず問題ない。しかし、グレーゾーンのパーツを取り付ける場合には、販売店や最寄りの運輸支局に問い合わせ、法的に問題のないことを確認してから取り付けたい。

違反事例で近年、目立つのは爆音マフラーのほか、クリアテール(レンズ、電球ともに白ならアウト、点滅または点灯時に規定の色が出れば問題ない)や着色フィルム(可視光線透過率が70%未満のフィルムをフロントガラス、運転席&助手席ガラスに貼付したらアウト、それ以外のガラスは問題ない。ただし、純正着色ガラスにフィルムを貼る場合は、合法フィルムでも透過率が70%未満になるおそれがあるので、とくに注意が必要)だ。

また、改造を自分で行ったか、店に任せたかを容易に説明できるよう、作業伝票や領収書などを保管しておくのも自衛策として有効だろう。またマフラーは、新品時に保安基準へ適合していても、何年か経つと経年変化で音量オーバーになるケースがある(実際、車検対応マフラーが街頭検査で通らなかった例もある)。メンテナンスにも気を配りたい。

《編集部》

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