
【リコール】追突でシートが凶器に…スズキ『Kei』など
スズキは24日、『Kei』とマツダ『ラピュタ』の前席シートに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。今年3−4月に生産された219台が対象。運転席及び助手席シートに組み込まれているヘッドレストブラケットとシートバックフレーム部の溶接強度が不足しており、追突などの衝撃を受けた場合、溶接部が破損して乗員に傷害を与えるおそれ。

道路も資産管理の時代---国交省が新手法を導入へ
国土交通省は、今年度から道路の維持・管理に新手法を導入する。直轄国道すべての舗装や橋梁、トンネルの劣化具合をチェックし、適切な補修時期や補修部分を割り出す新たなシステムを導入する。今年度中に一部の直轄国道事務所に導入し、16年後以降、全国に広げる。

衝突最高評価はプレミオ、ノア、アルファード、フォレスター…自動車アセスメント
国土交通省による「平成14年度(2002年度)自動車アセスメント」結果が18日、公表された。運転席・助手席とも最高の“6つ星”評価を獲得したのは、トヨタ『プレミオ』、『ノア』、『アルファード』と、富士重工業スバル『フォレスター』の4車種。前年度より1車種増えた。

【リコール】あっちがつかない、こっちが消えない---マツダ『デミオ』
マツダは17日、『デミオ』のウィンカーレバーに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。昨年6月から今年3月までに生産された5万1264台が対象。

【リコール】ジープのブレーキ関係ほか---止まらない、動き出す
ダイムラー・クライスラー日本は8日、ジープ『ラングラー』、同『チェロキー』に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。

官製“国家100年の計”…水陸直通道路、国際海底トンネル、1000km/h特急
国土交通省は4日、『国づくりの100年デザイン』を公表した。海底トンネルでアジア地域を結び、1000km/hの超特急を走らせる構想や、GPSを活用して道路と水上を自動で走る構想など、21構想が提案された。

2002年度のリコール台数、前年に引き続き300万台を突破
国土交通省は3日、2002年度のリコール届出状況を公表した。国産車は届出104件、対象台数278万4850台。輸入車は届出66件、対象台数22万7024台だった。この結果、リコール対象台数は過去最高だった前年度実績を8.5%下回ったものの、301万1874台と引き続き300万台超の水準になった。

【リコール】日産『キャラバン』のバキュームポンプに不具合
日産自動車は3日、『キャラバン』と、いすゞにOEM供給している『コモ』に2カ所の不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。2001年5月〜今年2月までに生産した2万3725台が対象。これらの車両では、バキュームポンプの構造などが不適切なため、ポンプが破損して制動力が低下し、ポンプ部からオイル漏れを起こしてエンジンが停止し、再始動できなくなる。

【リコール】三菱、3件6車種で24万台規模
三菱自動車工業は2日、6車種、約24万台のリコールを国土交通省に届け出た。『RVR』と『シャリオグランディス』は、前輪ブレーキホースの固定位置が不適切なため、ブレーキ液が漏れて制動力が低下する恐れ。対象は97年10月〜から今年2月に生産された22万3702台が対象だ。

【新聞ウォッチ】道路掘り返し工事「5年間禁止」---交通渋滞解消へ
国土交通省などは「年度末に急増する」道路工事を、施行後5年間、陥没やガス漏れなどの緊急工事を除き再工事を禁止することを決めた。何度も掘り返す道路工事は深夜でも交通渋滞の原因にもなり、騒音などで利用者のイライラも増すなど評判が極めて悪い。