ダイムラー・クライスラー日本は8日、ジープ『ラングラー』、同『チェロキー』に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
ラングラーは89年9月から96年1月までに輸入した2111台(90〜95年式)が対象。パーキングブレーキペダルのバネ張力が弱く、グリスが硬化するなど抵抗力が増した場合、パーキングブレーキが解除されるおそれ。
また、2001年7月から翌年6月に輸入したチェロキーは、右ハンドルの1158台が対象。ブレーキ用バキュームホースが他部品と干渉して摩耗し、負圧が漏れて制動力が低下するほか、後部ナンバー取り付けブラケットの固定方法が不適切なため、脱落のおそれがあるという。