マツダは29日、『アテンザ』、『ロードスター』など3車種、約8万台のリコールを国土交通省に届け出た。
(1)前部フォグランプ装備車両のうち、ソケットホルダーの固定方法が不適切なため、バルブ熱などによりバルブがソケットごと本体から脱落し、周辺の樹脂部品を溶かして最悪の場合、火災に至るおそれ、(2)製造工程で、ブレーキ液漏れ警報装置の液面検出用フロートがガイド部に引っかかっているものがあり、ブレーキ液が少なくなっても警告灯が点灯しないおそれ---の2点。
昨年3月から今年5月までに生産された『アテンザ』3万7386台は(1)と(2)の不具合のおそれがあり、99年5月から今年2月までに生産された『MPV』3万4192台と、97年12月から今年2月までに生産された『ロードスター』6927台は(1)のおそれがある。
(1)はソケットをスプリングで固定し直し、(2)はフロートの位置を修正する措置をとる。