プジョー・ジャポンは22日、『306』シリーズ、約1700台の助手席エアバッグに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。98年7月から99年1月までに輸入した306『スタイル』、『カシミール/XSI』、『S16』、『カブリオレ』、『ブレーク』の6車種1686台が対象。
助手席エアバッグモジュールにアースが不充分なものがあり、助手席乗員が床に足をつけないで長時間乗車してからダッシュボードなどに触れた場合、体に帯電した静電気により、助手席エアバッグが作動するおそれがある。これまでに6件の不具合が見つかっており、うち2件は乗員が負傷したという。