スタンドアローンで完結するカーナビは、その機能はほぼ完成の域に達していると言っていいだろう。だが、通信することを前提とすれば、これまで見えなかったカーナビの未来像が見えてくる。
ケンウッドから、MP3とWMAの再生ができるCD/MDレシーバー『DPX-9200WMP』が発表された。発売は5月中旬で、予定価格は12万円。
オートバックスセブンは、松下通信工業のパナソニック製カーオーディオ『CQ-VX01D』を7月上旬より全国のオートバックス、スーパーオートバックス、オートバックスガレージ店舗にて専売モデルとして販売する。
レコード会社のエイベックスは16日、今年5月に同社から発売するシングル、アルバム共に、ほぼ全てのCDにコピーコントロール機能を添付することを明らかにした。5月に発売される同社のCDは40タイトルだが、このうち31タイトルでコピー制限機能が添付される。
キャデラックはアメリカで初めてのXMサテライトラジオを全モデルに搭載するブランドとなる。GMによると2003年モデルイヤーではサテライトラジオはオプションなのだが、2004年モデルイヤーから全モデルで標準装備になる。
インターネットを通じて音楽CDのコピーを無料でやり取りできる「ファイルローグ」サービス提供会社への仮処分申請で、東京地裁がサービスの中止を命じた。申請していたのは日本レコード協会の会員19社。
三洋電機は、カーステレオシステムを効率的に構成する“1チップ”音響DSP『LC75010W』を開発した。カーオーディオの高性能化、小型化、効率化が期待できる。
ポータブルナビを作り続けているパナソニック九州松下電器より、「デルNAVI・KT-GT60」シリーズを5月1日から発売を開始する。今度のナビは、初心者に優しい「これだけモード」を搭載。
国内カーナビ市場におけるポータブルナビの占有率は、安定して20%程度を維持している。グローバル商品企画室 ナビゲーション担当の武田潔主事は、「クルマを複数台所有する家庭や、低価格な入門機としての需要など、根強い支持を得ている」と分析する。