モバイルキャスト技術本部の奥瀬俊哉本部長が「我々のブレイクスルーになった」と太鼓判を押したもの。それが無線LANユニットを内包したジュースの自動販売機だった。自販機メーカーとのアライアンスも進めており、2007年末までに17万台の設置を目指す。
昨年10月の計画段階では、「MTC」(Mobilecast Telematics Center)と呼ばれる課金ゲートウェイまでの通信手段にKDDIの「CDMA2000 1X」と「DSRC」(狭域専用通信)の併用を想定していた。前者を走行中に、後者を駐車中に使うという考えだ。
9カ月間の沈黙を破り、ついに目覚めたモバイルキャストのテレマティクスサービス。沈黙を守り続けていた期間も開発は続けられており、『ワイヤレスジャパン』の会場には新しいタイプの車載サーバーが基板を露出させた状態で持ち込まれている。
昨年10月、「自動車メーカーなどに依存しない独立系のコンテンツサービスを持ったテレマティクスサービスを準備している」と発表したモバイルキャスト。それから間もなく9カ月が過ぎようとしているが、進捗状況についてのアナウンスは一切無かった。
ドルビーラボラトリーズは、ボルボ『XC90』に「ドルビープロロジックII」技術を世界で初めて搭載した、と発表した。ボルボはこの技術で車内エンターテイメントを次世代に導くという。
アウディ『A3』/ボーズ・サウンドシステムは、A3専用に設計されたオーディオシステムである。車室内に最適な音響空間を作るため、アウディとボーズのエンジニアが車両の設計段階から共同で、専用のシステムを開発し、どのボリュームレベルにおいても、歪みのないクリアな音楽再生を実現させる。
全米のどこにでもクリアなデジタルサウンドを提供するサテライトラジオのシリウスが、日産の高級ブランド、インフィニティと提携を結んだことを明らかにした。インフィニティ『FX45』にはファクトリー・オプションまたはディーラー・インストールのシリウスシステムが提供される。
松下電器産業は10日、ダッシュボード上のモニターを収納し、視認性を向上させる「オンダッシュモニター収納型・据え置き取り付けキット」と、車室内のケーブルをすっきり収納する「ドレスアップ・ケーブルホルダー」を発売する、と発表した。収納キットは10日から、ケーブルホルダーは15日から発売する。
「ハードウェアでクルマを語る時代ではない。いまや五感に訴える「官能性能」の時代だ。」---あるメーカーの開発者の言葉どおり、五感のひとつである“音”を意識した製品作りをアピールするクルマが、ここへきて続々と登場している。今回は、その中でももっとも音にこだわった2台、スバル『レガシィ』とマツダ『アテンザ』を取り上げた。2台の“音”を聞き比べることで、最新モデルの新たなクオリティスタンダードを体感してみよう。
アルパイン『NVE-HD01』は、GPS測位で動作するHDDナビ初のポータブル型ナビゲーションだ。「もっと! 簡単・快適操作」「もっと大容量! 快速! リアル!」「もっとカンタン取り付け! 載せ替え自在!」これらの性能を検証すべく、編集部はカーナビ評論家会田肇氏とともに徹底試乗を行った。