ストラーダ『CN-HS400D』の地図は、これまでのストラーダシリーズ以上に視認を重視したものとなった。メディアにDVDを使う従来のタイプよりも、容量に余裕があるため、多少の遊び心もプラスしたことが特長だ。
これまでのストラーダシリーズでは、緑色で表示される道路と、周辺にある緑地の境目がわかりにくいという問題があった。このため、HS400から採用した地図では、緑地の部分の描画については“木をイメージさせる”ようなテクスチャーを配置。道路標示との差別化を図っている。
また、街区を色分けして表示するようになっており、住居表示が変わる場所も一目瞭然となった。地図色に関していえば、これまでのシリーズ中で最も多くの色が使われている。
また、3D表示にした際には、時間帯によって空の色を変えて表示するようになっている。朝(暁)、昼(青空)、夕方(夕焼け)、夜(星空)と変わっていくが、これもハードディスクの採用で地図データの収録容量に余裕が出てきたというところが大きい。
地図上に表示されるフォントについてもフルドットとなり、これまでよりも若干サイズが大きく見えるようになった。