一目見たら誰だってタダの2DINカーオーディオにしか見えない。それがワンボタンで7型ワイドの大型画面が立ち上がりカーナビへと変身を遂げる……。まさに本機こそ、イクリプスが得意としてきた究極の“AVN”を目指して完成された最新鋭モデル『AVN9903HD』なのだ。
カーナビメーカーのアルパインは、1つの画面で、運転席からはカーナビ、助手席からはビデオを同時に見ることができる、新しい液晶ディスプレーを開発した。開催中のフランクフルト・モーターショーにおいて、ジャガー『R-D6』コンセプトに搭載して公開された。
松下電器産業は9日、グラミー賞を受賞したレコードプロデューサー、エリオット・シャイナー氏と共同開発した、純正車載用DVDオーディオシステム「ELS」を開発し、ホンダの北米向けモデル、2004年型アキュラ『TL』から納入を開始する、と発表した。
新型BMW『5シリーズ』には、BMWとアルパインが共同で開発したiDriveコントローラー対応のDVDカーナビが搭載されている。地図ディスクはアルパイン製のものを使用するが、インターフェイスについてはiDriveコントローラー用にチューンされたもの。
第二世代の『プリウス』に用意されたオーディオシステムは3種類。「S」に標準装備されるのがもっともベーシックなもので、AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオと1枚がけのCDプレーヤーの組み合わせ。「S」にメーカーオプション、「G」に標準装備されるのがインダッシュ型6連奏CDチェンジャー+MDを備えたもの。もっともハイグレードなのが「Gツーリングセレクション」のみ装着される「JBLプレミアムサウンドシステム」。
三菱自動車工業とトヨタ自動車は3日、トヨタが開発・実用化したテレマティクスサービス「G-BOOK」を、三菱車のユーザー向けに提供することで基本合意したと発表した。三菱は、2005年をめどにサービスの提供を始める予定だ。
クラリオンは、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンが9月に発売するSUVの『トゥアレグ』用に専用HDD(ハードディスクドライブ)カーナビゲーションをい納入したと発表した。
8日から10日までの3日間、カスタムカーとドレスアップカーの祭典と銘打って『オートギャラリー東京2003』が開催された。アルパインは900平方メートルにもおよぶ巨大ブースが構成、自社デモカーと、全国の有力アルパイン・ディーラーのデモカー、合計20台以上のデモカーを展示した。
三菱自動車工業は18日、カーテレマティクスの導入に当たって、トヨタ自動車の「G−BOOK」の採用を検討していることを明らかにした。
オートギャラリー2003の会場に20台ものデモカーを持ち込んだアルパイン。全国の有力ショップがインストールしたものが大半で、ある意味“ショップの腕が試される”という場でもあったようだ。