ゼンリンは6日、同社が制作・販売する住宅地図を無断使用し、自社の製品を制作したとして北海道旭川市に本社を持つ北海道地図に対し、著作権を侵害されたとして約1500万円の賠償を求める民事訴訟を福岡地裁小倉支部に提訴した。
ホンダ『インターナビ・プレミアムクラブ』対応のファクトリーオプション(工場装着タイプ)のうち、新型『オデッセイ』から採用が始まったHDD(ハードディスク)カーナビには、世界初となる「渋滞予測機能」がプラスされている。
テレマティクスのコンテンツを語るとき、必ず挙げられるのは「高速、大容量の通信インフラが整えば音楽データのダウンロードが可能となる」というものだ。新曲をダウンロードし、車内で気軽に楽しむというのはひとつの理想だ。
現在、車載機に音楽などのデータを運ぶメディアというのはCDやメモリーカードなど、低容量のものに限られるのが現状だ。DVDはDVDビデオフォーマットのみに対応するものが一般的で、自由にデータを持ち運びできるという状況には程遠い。
au(KDDI)は東京ショーの開幕とタイミングを合わせ、最大2.4Mbpsの高速データ通信を可能とするCDMA2000 1x EV-DO方式を採用した『CDMA 1X WIN』サービスを今月28日から関東・中部・関西の3大都市圏で提供開始することを明らかにしている。
通信ジャーナリストの視点で興味を持ったのが、トヨタの『PM』やスズキの『S-RIDE』などパーソナル性を重視したコンセプトカーが、車車間通信によるメッセージ交換機能を積極的に取り込んでいる事だ。
パイオニアは1日、今月から実施する通信型カーナビ『Air-Navi』のステージアップ計画を明らかにした。地図の大幅更新(メジャー更新)に加え、検索データやアプリケーション、コンテンツなどの一新も図る。
アイシン・エイ・ダブリュブースには、日欧それぞれのアウディ車に純正オプションとして装着される同社製のナビゲーションが展示されている。興味深いのは操作系インターフェイスが似ているようで異なっているということ。
12月1日の午前11時から東京・名古屋・大阪の各都市で放送が開始されることが決まった地上波デジタルテレビ放送。三洋電機ブースでは車載用の地上波デジタル放送受信ユニットが展示されている。
最近のカーナビはDVDやハードディスク(HDD)など、大容量化されたメディアの採用によって、膨大なデータベースを内部に抱えるようになった。これに通信機能が加わり、さらに増えた情報をどのように裁いていくかが今後のテーマとなる。