今年も各社から新型ハードディスクカーナビが続々と登場している。その中でゆっくりと確実な大きなうねり。通信による、渋滞情報考慮、地図更新、セキュリティ、コミュニティ・・・AirNaviは実際に走るプロトタイプカーに似ている。あらためていまAirNaviを通して通信とカーナビの可能性を考える。
●次世代に脱皮した通信カーナビは……
今年も各社から新型カーナビが続々と登場している。街の風景をリアルな3D動画で見せたり、DVDビデオを楽しんだりと、その機能はますます充実したものとなってきた。そんな中で、最近とくに注目されるようになってきているのが通信機能である。
通信インフラの充実に伴い、カーナビでもそれを利用した機能が採用されてもいいはずなのだが、今年の登場したカーナビを眺めると遅々として進んでいないのが現状のようだ。しかし、カーナビにとって、地図データの更新をはじめ、様々なドライブ情報を獲得するのに通信機能は欠かせない存在であることは間違いない。
そこで注目したいのが、パイオニア『Air Navi』。本体には通信モジュールを内蔵し、サーバー側がデータ更新するとリアルタイムでその結果がカーナビ側に反映される。その意味でこのAir Naviは、“次世代カーナビ”を感じ取れる唯一のカーナビではないだろうか。
1/3●次世代に脱皮した通信カーナビは……
2/3●常に新しいデータを検索&探索結果に反映
3/3●機能まで更新できてしまう