大黒仕様が激減して、外向きに音を鳴らすクルマが無くなったために意外に静かだった今年のモービル・エレクトロニクスショー(MES)だが、これとは逆に会場で最も目に付いたというか、単純に台数が多いと思ったのは日産『フェアレディZ』だった。
パナソニックが今後販売するカーナビゲーションは、全て『ストラーダ』という統一ネーミングが冠される。家庭用機器との連携を目指す“From Home to Car”を掲げており、今回は「家庭で楽しめるDVDを車内に持ち込む」ことでクルマとの連携を果たした。
例年、モービルエレクトロニクスショーの会場にスーパーカーを持ち込むことで注目を浴びてきたSoundin GOING(サウンド・イン・ゴーイング)だが、インストールアドバイザーの三谷欣矢さんいわく、今年のテーマは「オトナの高級感」だという。
ハーツ・アジア・パシフィックは16日、米国における日本語対応カーナビゲーションシステム『ネバーロスト』の日本語パンフレットが完成し、配布を始めたと発表した。ネバーロストは住所での検索に加え、ホテル、レストランなどを豊富なデータベースから選択し目的地までの道順を検索、日本語音声で案内する事ができる。
パナソニック『ストラーダCN-DV150/CN-DV250』は、CPUや描画用プロセッサ、インターフェイス用チップ(I/O ASIC)を統合した“ウルトラ1チップ”を採用したカーナビとしては3モデル目となった。
今年で4回目の開催となるモービル・エレクトロニクスショー(MES)だが、今年は出品されているデモカーの車種がこれまでのMESとは大きく違っているような印象を受けた。昨年までは台数が多かったミニバンや1BOX系が激減しているのだ。
トヨタ『WiLLサイファ』といえばG-BOOK対応のSDカードナビを標準装備したクルマだが、「測位性能と描画能力に満足できない!!」という理由から市販(後付け)ナビのインストールにチャレンジしたのがサウンドフォレストが出品したサイファだ。
DVDビデオ再生時には付属のSDカードに地図データを退避させ、ナビとしてのデータはそこから読み込んで使うという“カードナビ”機能をパナソニック『ストラーダCN-DV150/CN-DV250』は備えている。
今回はハードディスク(HDD)搭載ナビを追加し、ラインナップの幅を徐々に拡大しているホンダアクセス『Gathers』(ギャザズ)ブランドのカーナビ。今後はどのように進化していくのだろうか。
発売されたばかりの新型車をどこよりも早く入手し、試行錯誤を繰り返してオーディオ機器ををインストール。時間的制約に追いかけられながらも、しっかりとした音を出すというのは非常に難しい作業だ。