ケンウッドは25日、カーオーディオの春のニューモデルを発表した。2DINレシーバーでは業界初となる3Dサラウンドテクノロジー「WOW」を搭載したモデルを4機種と1DINレシーバー1機種など、12機種のラインナップ。4月下旬から順次発売する。
目玉となるのは、3DサラウンドテクノロジーWOWを搭載した2DINレシーバー『DPXシリーズ』。WOWは、車内のどこにいても自然で広がりのあるサウンドを楽しめるシステムだ。
WOWは、自然な立体音場感を再現する「SRS 3D」とスピーカーの物理的限界を超える重低音を再現する「TruBass」と、クリアで広がりのあるサウンドを超えるサウンドを再現する「FOCUS」という3つのテクノロジーが融合し、その音楽の本来の持っている音の美しさを自然に再現したという。
全モデルとも、MOS-FET50W×4のハイパワーアンプを内蔵している。上位2機種「DPX-07MD」「DPX-06MD」は、MP3/WMA再生機能を持つ。
希望小売価格は、DPX-07MD:6万6150円、DPX-06MD:5万5125円、DPX-05MD(B):4万4100円、カセットレシーバー対応のDPX-04:3万6750円。
そのほか、昨年2月に発表され好評だった1DINレシーバー『FX-9000』の後継モデル『FX-9100』も登場。ディスプレイと操作部を2つのパネルを分離させることで、ディスプレイ寸法が180×50mmという、1DINサイズの概念を超えるサイズアップを実現している。また2DIN機種で採用しているWOWテクノロジーを採用。希望小売価格は6万6150円となる。
今回、他にDVD/CDレシーバー1機種、パワーアンプ2機種、カスタムフィットスピーカー4機種が発表された。