道路システム高度化推進機構(ORSE)は、2004年5月末現在のETCセットアップ状況を発表。累計で300万8254台がセットアップした。
ITSは交通社会において必須のツールになりつつあり、「セカンドステージに入ったITS」に対応すべく、スマートウェイ推進会議を国土交通省では開催する。
道路システム高度化推進機構(ORSE)は、ETCのセットアップ台数が5月30日で300万台を突破したと発表した。ETC車載器に5000円を助成する支援制度の効果が大きかった。ただ、高速道路のETC利用率は18.4%と依然として低い水準。
ダイハツ工業は、福祉移送サービス支援システムの『フレンドシップiシステム』を31日に発売した。予約受付から乗車後の料金計算までをネットを通じて処理する。専用ソフトウェアは不要で、市販のパソコンで利用できる。
IT(情報技術)とT(輸送運輸)をコンテンツで結びこれを核とするITSビジネスの発掘を目的に、ITSジャパンではITSプラザを開催している。ITSジャパンでは、ITSビジネスを「IT&Tビジネス」と定義づけている。
国土交通省は7日−13日のETCの利用状況を発表。それによると、全国平均で1日約123万1400台が利用、毎日全ETC装着車の内42%のクルマがETCを利用しているわけだ。
ITSジャパンは1994年に設立、今年で10周年を迎える。そこでITSジャパンは7月6日に創立10周年記念シンポジウムを開催する。
デンソーは、ETC車載器の新製品アンテナ分離型で音声タイプの『DIU-3500』、ブザータイプの『DIU-3600』シリーズの2タイプを20日から発売すると発表した。両タイプ合計でOEMを含む年間100万台の販売を目指す。
三菱電機は、ETC車載器のニューモデル4機種を5月27日から発売する。アンテナ分離型は全部で3機種、アンテナ一体型は1機種。
14日に計測自動制御学会が「ITSにおけるデジタル地図の動向と民間市場創出」シンポジウムを開催する。場所は、東京都渋谷区のアイビーホール青学会館、参加費は3000円。参加申し込み締め切りは12日。