VICSセンターは、2003年6月末現在のカーナビとVICSユニットの出荷台数を発表した。それによると、カーナビは1221万5000台、VICSユニットは716万7434台となった。
国土交通省は、今秋にまとめる「社会資本整備重点計画」の目標の1つとして、ETC利用率を2007年度までに全国平均で70%、首都高と阪神高速については85%にまで引き上げる方針を決めた。
イギリス人作家ジョージ・オーウェルが、小説『1984』で、監視社会の到来を予測したのは1948年のこと。ところが、そのオーウェルの予測を超えた自動車の監視システムが、イギリス政府によって提案される見通しであることが、24日づけの英『サンデー・タイムズ』紙の報道でわかった。
ラジオ、SAなどに表示される道路情報、路肩に立つ電光掲示板など、さまざまな媒体からドライバーは渋滞をはじめとする道路交通情報を入手しようとする。その情報が複数の間で異なっていた場合、どれを信じたらいいのかドライバーは不安に思う。そんなことがVICSの電波ビーコン情報と電光掲示板との間で起きた。
国土交通省は来年度、「スイカ」(JR東日本)などの鉄道系ICカードを使い、複数の人が自家用車を共同利用するカーシェアリングの予約や決済を済ませる実証実験を行う。
富士通テンは、タクシー業界初の400MHz帯デジタル無線機を開発したと発表した。すでに発売しているデジタル無線対応が可能なタクシー向けGPS-AVMシステムMODEL-2003と組み合わせて受注活動を開始する。
長い料金所渋滞の末、料金所に近づき目の前にETCレーンが見えるのに、なかなかそこへ近づけない、そんなイライラをETCユーザーは感じているだろう。ETCレーンの両側の一般レーンに並ぶ車両があいまいな並び方をして、ETCレーンへのルートを塞ぐ形になっていることが多い。
日産自動車は6日、業界最安値となるETC(ノンストップ自動料金支払システム)車載器の新製品を、8日から発売すると発表した。アンテナ分離型タイプでありながら9800円とし、これまでで最も安かったトヨタの車載器(アンテナ一体型、1万5000円)を、5000円以上下回った。
日本道路公団、首都高速道路公団など道路4公団は5日、ETC車載器を取り付けた身体障害者に対するノンストップ料金精算を来年1月20日から実施すると発表した。現行では身障者手帳の提示や自治体から交付される「割引証」を提出する必要があり、たとえETCをつけていても料金所では有人精算する必要があった。
7月のETC車載器のセットアップ台数が、道路システム高度化推進機構より発表された。6月に続き、記録を更新。1カ月で20万2000台を突破した。