ETC割引を申請---首都高で7区間

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首都高速道路公団では、ETCユーザーを対象とした特定区間の7カ所の追加について関係地方公共団体の同意を得て、国土交通大臣に申請した。同公団が12日、発表した。認可後、ETCユーザーは通常料金よりもお得な料金で利用可能だ。

今回申請された区間は7区間。3号渋谷線:用賀−池尻、湾岸線:高谷−浦安、川口線:川口−新郷、6号三郷線:三郷−八潮南、狩場線:狩場−阪東橋の5区間は普通車が500円で、三ツ沢線:三ツ沢−みなとみらい、三ツ沢線:三ツ沢−東神奈川の2区間では普通車が300円になる。

今回の特定区間をどれだけのユーザーが利用するかは疑問。たとえば、三ツ沢線の三ツ沢−みなとみらいは空いていれば一般道で30分もかからず到達できる距離だ(ただ浅間下という交差点を頭に三ツ沢公園まで日中は渋滞する)。

もっとも割引は該当区間内のみの利用を意図していない(もちろん割引対象ではあるが)。設定区間は首都高の末端で、他の有料道路に接続している区間だ。短距離利用なのに2つの料金合算で割高になるこれらの区間の利用料を割り引くのだ。

利用区間を把握しやすく、また柔軟な料金設定のしやすいETCの導入によってこういった割引が可能になった。たとえば東関東自動車道・湾岸習志野−首都高・浦安は、現在、東関道400円+首都高700円=合算1100円のところが、900円になる。

もっとも、同じ割引ならば全区間で恩恵を受けたいというのが、ETCユーザーの思いだが……。

《編集部》

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