1980年代より、イギリスのバス路線では、SVD(Selective Vehicle Detection)という、特定の自動車を検出するシステムが採用されている。
現在ロンドンでは、渋滞課金(Congestion Charge)と呼ばれる、ロンドン中心部の指定地域に自動車が入った場合に8ポンド(1760円、ゾーン内居住者は90%割引)を支払う制度が採用されている。この渋滞課金ゾーンは、2007年2月より、西に拡大されることが決まっている。
英国ロンドンのエクセル(ExCel)にて開催中の「第13回ITS世界会議」の展示会場では、ロンドン交通局(TfL: Transport for London)が、すでに実用している携帯型監視カメラ(Portable Enforcement Camera)も展示していた。
英国ロンドンでは、地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用する際に、「オイスターカード」と呼ばれる非接触型のICカードが利用されている。開催中の「第13回ITS世界会議」では、プレスや出展社などに、オイスターカードを無料で進呈されていた。
イギリス、ロンドンで開催された第13回ITS世界会議において、ITSジャパンのブースでは日本の先進技術やサービス、様々な社会実験を中心とした展示を行っている。
毎年、ITS世界会議に積極姿勢で参加するトヨタは、今年のテーマとして「Drive ITS Dreams.」を提唱。「安全」「環境」「快適」というITSの3要素を軸に、わかりやすく現実感のある展示を行っていた。
英国ロンドンにて8日から開催された「第13回ITS世界会議」では、日本のメーカー各社も積極的な展示を行っていた。
日本では、6月に導入されたばかりの駐車監視員の民間委託だが、イギリスでは、10年以上の歴史を持つ制度。現在ロンドンで開催中の「第13回ITS世界会議」の会場では、イギリスの監視員が使用している携帯端末も紹介されていた。
英国ロンドンのエクセル(ExCel)にて開催中の「第13回ITS世界会議」の展示会場では、ロンドン交通局(TfL: Transport for London)が採用を検討している、自動車の走行距離に応じて課金するシステムの展示も行われていた。
英国ロンドンのエクセル(ExCel)にて開催中の「第13回ITS世界会議」の展示会場では、ロンドン交通局(TfL: Transport for London)が採用している“スマート”なパトカーも展示されていた。