フォードがNAIAS初日の1月7日にソリューションを発表し、マイクロソフトが長年待ち望みサプライヤーとなるテレマティクスソリューションが公開された。マイクロソフトの幹部によると、新ソリューションは今年末までにフォードの12モデルに搭載される予定であり、LincolnとMercuryのラインが拡張される来年にはさらに多くのモデルに搭載されることになる。マイクロソフトとフォードによる発表は2つの理由で重要な意味を持つ。マイクロソフトにとってこの取引は同社初、北米でメジャーなOEMデザインが勝利を収めたということを意味する。フォードにとっては、これまで他社に遅れをとってきたともいえるテレマティクスソリューションの分野への進出を意味する。"Sync" と呼ばれる端末はマイクロソフトのWindows Automotiveをベースとしている。Syncは非モニタード・テレマティクスソリューションでサービスプロバイダからの常時モニタリングサービスは提供されない。SyncはBluetooth ハンズフリー用のデバイスゲートウェイ、ミュージック端末として設計されている。Bluetooth A2DP はUSBでも対応される。