2012年のパリサロン。ランボルギーニが新型車を出展、と聞いて、『ガヤルド』がついにチェンジした!と、思われた方も多かったことだろう。何しろ、デビューから早十年がたつ。そろそろ、であってもおかしくなかった。
フォードといえば通好みの走りを提案するモデルに定評があるメーカーだが、新型フォーカスも然り、ドライブすることの楽しさを再認識させてくれるクルマに仕上がっている。
高性能版のメルセデスベンツ「A250 SPORT」を堪能した後で「A180のSports(スポーツ)」に試乗。ところが見劣りするどころか、動力性能、走りっぷりに“頃合いのよさ”を実感した。
プレミアムスポーツコンパクトを打ち出しに、輸入Cセグメントで新たな立ち位置を確保しつつあるボルボ『V40』。その“もっともスポーティなモデル”として追加されたのが、このボルボ『V40 T5 R-DESIGN』だ。
「A250 SPORT(シュポルト)」、あえて大文字表記、ドイツ語読み。新型『Aクラス』では後からの導入となった同車は、目が覚めるホットな走りの持ち主だ。
『フォーカス』と言えば歴代、その類い稀なダイナミック性能で、高く評価されてきたモデルである。復活なった新型でも、その期待が裏切られることはない。
3代目となるフォード『フォーカス』は外見こそ大人し目のモデルチェンジだが、内容は大胆に一新された。
W201(190E)以来、日本市場では実に21年振りとなるMTのメルセデス・ベンツ、『SLK200 BlueEFFICIENCY MT』。果たしてその出来は?と走らせてみると、目からウロコが落ちた。
右ハンドル仕様でもドライビング・ポジションはごく自然。国際規格(ISO)に準拠しないステアリング・コラム右側配置のウインカーレバーも、日本車から乗り換える人には好都合だ。
トップを開けたVW『ザ・ビートル カブリオレ』に乗ると、自動的に、どこか遠くへ行きたい気持ちにさせられる。夕方4時までに返却します、なんて……。たとえ天気予報が雨と伝えていても、週末をまたいでゆっくり借用すべきだったと後悔した。