新型『レンジローバー・スポーツ』のトップモデルがこの「Autobiography Dynamic」だ。シリーズでは唯一の5リットルのV8スーパーチャージド(510ps/625Nm)を搭載。1260万円の価格設定もシリーズ最上位だ。
新車種だった『イヴォーク』が感覚の水先案内人の役を果たしていたせいか、新しい『レンジローバー・スポーツ』のスタイルは、初対面でも違和感はまったくなかった。現行レンジローバーに対しホイールベースは同じだが全長が150mm短く、全高が65mm低いという。
10月17日付けの商品改良で、『CX-5』のアルミホイールの塗装色が、同系色ながら“より深みのあるシルバー”に変更された。実にマニアックな外観上の識別点だ。
2012年に発売されたプジョー『208』はやや苦戦気味の販売状況にある。日本市場にジャストフィットする仕様が用意されていないためだ。そんな中で設定されたのが『208 XY』で、これも完全に日本向けとはいいにくいが、独特の存在感を持つモデルである。
グリーティングカードかクラスマガジンを思わす体裁が毎回楽しいジープのカタログ。新型『グランドチェロキー』も、木目の表紙に焼き印風にクルマを模った、なかなかのハイセンスぶりだ。カタログを眺めるところからそのクルマの世界観が楽しめる好例だ。
VW『ポロ』に環境性能とスポーツ性能を両立させた「ブルーGT」が追加された。
BMWはモデルバリエーションの拡充に熱心で、今年は『3シリーズ』にハッチバックボディの「グランツーリスモ」を追加した。セダンとワゴンとSUVの良いとこ取りをしたクルマという触れ込みである。
『ミニ クーパークロスオーバー ALL4』は、いわば生活4駆。なるほどノンターボのクーパーにも新設定された「ALL4」は、そういう切り口でユーザーの間口を広げそうである。車両本体価格も、クーパーSのALL4に較べAT同士で50万円以上も手頃になる。
シトロエンDSラインのエントリーモデルである『DS3』にオープンボディのカブリオが追加された。
モデルイヤー制はとっていないVW。しかし『ゴルフ』の最新の試乗車は「ハイライン」「トレンドライン」とも、とくに乗り心地面で、より走りのなめらかさに磨きがかかった印象だった。