BMWはモデルバリエーションの拡充に熱心で、今年は『3シリーズ』にハッチバックボディの「グランツーリスモ」を追加した。セダンとワゴンとSUVの良いとこ取りをしたクルマという触れ込みである。
『ミニ クーパークロスオーバー ALL4』は、いわば生活4駆。なるほどノンターボのクーパーにも新設定された「ALL4」は、そういう切り口でユーザーの間口を広げそうである。車両本体価格も、クーパーSのALL4に較べAT同士で50万円以上も手頃になる。
シトロエンDSラインのエントリーモデルである『DS3』にオープンボディのカブリオが追加された。
モデルイヤー制はとっていないVW。しかし『ゴルフ』の最新の試乗車は「ハイライン」「トレンドライン」とも、とくに乗り心地面で、より走りのなめらかさに磨きがかかった印象だった。
フム、と納得した。MINI『クーパーペースマン』に新設定された4駆の「ALL4」が、なかなかの走りを見せてくれるから、である。
多くが生まれては消えていったEVベンチャーの中で、テスラだけは別世界にいる。
すべてが“超”の字がつくなめらかさ。こういうクルマを所有して、悠々とした人生を送る身分になってみたかったものだ……と、レポーターなどは、つくづく思う。
11月13日に日本でも正式に発表される『i3』。BMWとしては初めての量産型EV(電気自動車)だが、発売は来春の予定だ。その間に認証やメカ二ックの教育やディーラーなどを整備しようというわけだ。
アウディ『A3スポーツバック』がフルモデルチェンジを受けた。でも外観デザインは従来のモデルとほとんど変わっていないかのような印象。良く見れば分かるというし、アウディらしいといえばその通りだが、だとしてももっと変化が欲しい。
7代目『ゴルフ』(ゴルフ7)は1.2リットルのベースグレードにでさえ「脱帽」している筆者だが、待望のGTIに試乗してゴルフの今をより深く知ることになった。