車検証記載の前/後軸重は780/770kg。サスガである。2リットルの4気筒・直噴ディーゼルターボ+8速ATを搭載。けれど走りはあくまでBMW『3シリーズ』なのが、このクルマの見どころだ。
思わず写真に収めたが、テールゲートのガラスハッチが単独開閉可能なのはBMW『3シリーズ ツーリング』の特徴のひとつ。だがヒンジ部分の見るからに堅牢そうな凝った造りは、このクルマがいかに“機能”を大事にしているかを伝えてくる。
アウディのSモデルの頂点に立つ『S8』は、最新モデルにV型8気筒4リッターエンジンを搭載する。従来はV10エンジンを搭載していたことを考えると、今やSモデルもダウンサイジングによる効率重視の時代である。
今回は、ゴルフに搭載されたACC=アダプティブ・クルーズ・コントロールについてである。
フィアット『500』をベースにしたスポーツモデルがアバルト『500』で、その中でも最もスポーティなモデルとして位置づけられるのが『595コンペティツォーネ』だ。
アバルト『595Cツーリズモ』はツートーンカラーのボディが印象的。ボディを色分けする部分に赤いラインが施されるなど、細かな部分にも気を配ってデザインされている。
アメリカ映画を見ているとキャデラックの『エスカレード』がしばしば登場する。要人を警護するシークレットサービスがエスカレードの列を連ねて走るシーンを見た人は多いと思う。普通のSUVとは違う使われ方をしているクルマだ。
このところのボルボは、出すクルマ出すクルマ、デザインが妙にはまる。やわらかなラインは肩から力が抜けていて、「さりげなくクルマを楽しもうという」メッセージが伝わってくる。
2012年のイタリアのデータを見ていると、車両盗難第一位はこの『パンダ』である。つまりそのくらい売れていて、そのくらい人気なのだ。
乗り込んですぐ感じるのは、身体を包み込もうとするかのような感覚の分厚いシートと、目の前の、ちょっと他車と違った景色---。