才、彩、SAI。何ともユニークなコンセプトは、今回のマイナーチェンジでさらに加速した……そんな印象である。
『カローラ・アクシオ』の親しみやすさは、ハイブリッドでも変わらない。
ダイハツ『ムーヴ コンテ』に試乗した。試乗車は新色のマスカットグリーンとパールホワイトIIIの2トーン。塗り分け部分がDピラー下なのがユニークで、ちょっとクラシカルな趣にも感じる。
2代目となった三菱のミドルクラスSUV『アウトランダー』をベースに、プラグインハイブリットシステム(PHEV)を組み込んだモデルが、この『アウトランダーPHEV』である。
レクサス『IS』にはISとして初のハイブリッド車となるIS300hが設定された。“バージョンL”と“Fスポーツ”の2車種に試乗した。
カタログでもページの地色が“黒”になり、精悍な趣をアピールするRS。実際の走りもそのイメージどおりだった。
レクサス『IS』のガソリン車はなかなか微妙な存在だと思う。走る楽しさを追求するなら、ハイブリッド車よりもガソリン車の方が優位に立つが、ISのガソリン車はIS250、IS350とも、燃費が悪いためにエコカー減税の対象になっていないからだ。
何気に「いいね!」と思えたのが、実はベーシックな1.3リットル車だった。気取らない普段使いにピッタリのクルマといえばいいだろうか。
ハイブリッドらしからぬハイブリッド。言い換えれば、ごく自然な普通の自動車らしい走りっぷり。リアルな街中や高速道路で試乗した第一印象は、こうだった。
『アウトランダーPHEV』は発売直後にリチウムイオン電池の発熱・溶融の不具合が発生してリコールになった。出荷したクルマを回収し、電池を交換するというかつてない対応によってリコール作業が終了した。