【ダイハツ タント 試乗】使いこなせばさらに良さが出るはず…ボブ・スリーヴァ

試乗記 国産車
ダイハツ タントカスタム
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今回のフルモデルチェンジは3回目でダイハツは『タント』をどうするか決めなくてはならなかった。

大きく変えて新しさで勝負するか、タントの良さを守ってそれをさらに磨く。「キープコンセプト」の方を選んだは大成功。タントはもっとタントらしくなった。

今回エクステリアデザインは特にほめたい。せっかく創ったアイデンティティをもっと明確にしたからだ。特に斜め後ろから見ると寝かした“U字”(ルーフラインからDピラーをまわってヒップラインにつながっているライン)のようなデザインエレメントが強くなっていい。

日本車に珍しくアイコンになっているデザイン、幅を広くしてエンジンを1000ccにすれば海外でもきっと人気が出るだろう。

インテリアはシンプルですっきり。広さを強調している。筆者には、主に町の中で使うならNAエンジンで十分。

全体的に走りは軽くて快適。ダイハツの徹底的なエンジニアリングと細かい工夫で燃費も向上している。

タントを選んで後悔はないだろう。つかいこなせばもっと良さが出るはずだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★★

ボブ・スリーヴァ│モータージャーナリスト
米国マサチューセッツ生まれ、1983年に来日。日本と海外の企業にデザインと世界のマーケット分析を提供、多数の内外メディアに執筆。現在、日本最大級の工業デザイン会社『コボデザイン』のアドバンス・デザイン・ディレクター。1994年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。『ブランドデザインが会社を救う!』(いずれも小学館)。

《ボブ・スリーヴァ》

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