特許庁はこのほど、先進安全自動車(ASV)に関する特許出願傾向の調査結果を公表した。日米欧でASV関連特許の出願件数を調べたところ、1981〜2000年の合計値で日本への出願件数が最も多く7876件、次いで米国の926件、欧州816件という結果になった。
5月31日〜6月1日の2日間、エコカーワールド2003が東京都代々木公園イベント広場および周辺地区で開催される。各メーカーの燃料電池車を始めとする最新のエコカーが展示され、試乗会では天然ガスバスや電気自動車などに試乗することもできる。
東京都の委託を受けて、ディーゼル排ガスと花粉症の関連を調べていた調査委員会(会長=柳川洋埼玉県立大学長)は、妊婦がディーゼル排ガスを吸い込むと、生まれてくる子供がスギ花粉症になりやすい、とする調査結果をまとめ、都に提出した。
日産自動車は27日、『スカイラインGT-R』や『グロリア』など4車種のリコールを国土交通省に届け出た。99年5月から今年3月までに生産されたグロリア、『スカイライン』、『ティーノ』は制動灯用スイッチの不良、昨年7月中に生産されたスカイラインGT-R(BNR34)は、燃料ポンプ用電子制御装置のアース不良。
国土交通省は23日、先進安全自動車(ASV)技術の装着状況をまとめて公表した。2002年中に販売された国産乗用車(軽自動車含む)と2輪車を調べたところ、最も普及が進んだのは「居眠り警報装置」の4万334台(前年実績は1万737台)。
たとえば売れ筋のリッタークラスでATを指定すると、5月22日現在のトップはホンダ『インサイト』で23.54 km/リットル、2位はホンダ『フィット』の15.23 km/リットルが続き、最低値はローバー『ミニ』の11.24 km/リットルという結果となった。
石油情報センターがまとめた全国のガソリンスタンドの小売価格調査によると、レギュラーガソリンは19日現在、全国平均で1リッター=103円となり、2カ月ぶりに下落した。
プジョー・ジャポンは22日、『306』シリーズ、約1700台の助手席エアバッグに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。98年7月から99年1月までに輸入した306『スタイル』、『カシミール/XSI』、『S16』、『カブリオレ』、『ブレーク』の6車種1686台が対象。
今年の初めからアメリカではSUVが危険か否か、という論議が盛んだが、NHTSAが発表した最新のクラッシュテスト結果では、やはりSUVの安全性には疑問が残る、という印象だ。5つ星が最高のレーティングで、「もっとも安全」と位置付けられた車種でさえ星3つというさんざんな結果。
マツダは、排ガス中の粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)を大幅に低減する技術を採用したクリーンなディーゼルエンジンを開発したと発表した。このエンジンを小型商用車のボンゴバンに搭載、実用化に向けた検証のため、モニター走行を22日から開始した。