フランスで開催されているエビアン・サミット(主要先進国首脳会議)は、環境・開発問題について討議を行った。この中で、燃料電池自動車の早期実用化に向けて主要先進国が行動していくことが盛り込まれた。
エビアン・サミットで環境・開発問題では、保健や科学技術、水など5つの分野での解決についての行動計画をまとめた。このうち、科学技術については燃料電池自動車、水素エネルギーの研究加速、太陽光発電・風力利用の研究推進などを進めることで一致した。
とくに、燃料電池自動車については市場で受け入れられる価格のものを20年以内に実用化するとの目標が設定、各国政府が支援していくことが盛り込まれた。