主要企業の決算、19日からのG7(7カ国財務相・中央銀行蔵相会議)を控えて商いは依然低水準だが、ハイテク株を中心に買いが入り全体相場は3日ぶりに反発。平均株価は1万1000円台を回復した。円相場は1ドル=131円高で推移しているが、自動車株はほぼ全面高となった。
米国株安に加え企業業績に対する警戒感が強まり、全体相場は続落。平均株価は3月1日以来1カ月半ぶりに1万1000円台を割り込んだ。全面安商状の中、自動車株は高安まちまちとなった。
全体相場は米国株高を受け続伸して始まったが、新規材料不足で結局は反落。一方的な円安が沈静化したことで、自動車株は全面安となった。日産自動車が反落し、トヨタ自動車もさえない。
米国株安を受け安く始まったが、銀行株が上げに転じたため全体相場も反発。円相場が1ドル=130円台に上昇したが、自動車株は高安まちまちとなった。
米IBMの1−3月期業績の下方修正から企業業績の不透明感が強まり、全体相場は反落。金融庁の特別検査の結果で不安心理は後退したが、模様眺め気分が支配的だった。円相場は弱含みになったものの、物色のホコ先が出遅れ銘柄に移ったため自動車株は全面安。
全体相場は3日ぶりに小反発。米企業の決算、金融庁の特別検査の結果待ちで商いは依然低調。円相場が1ドル=131円台に続伸したが、自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車工業が4日続伸。
ハイテク、通信株に利益確定の売りか出て、全体相場は小幅続落。円高が進行したが、自動車株は高安まちまちとなった。三菱自動車工業が第2の日産として人気化している。
続伸して始まったが急速に伸び悩み、全体相場は4日ぶりに反落。円高の上昇を嫌気し、自動車株はほぼ全面安となった。
米国株安を嫌気し安く始まったが、年金マネーの流入観測が広がったことで急上昇。全体相場は3日続伸となった。財務省高官の円高をけん制する発言を警戒する声もあるが、自動車株は比較的堅調な動きとなった。
大口投資家の動きが鈍く、依然盛り上がりに欠ける展開。後場に入り、デフレ対策発動に対する期待から平均株価は2日続伸した。円安の動きを受け、自動車株は全体的にしっかり。