業績の低迷する企業への信用不安から警戒感が高まり、全体相場は急反落。1ドル=126円台に円安が進行したが、自動車株も全面安となった。トヨタ自動車が反落し、一時3000円の大台割れ。日産自動車が前日比13円安の607円と続落し、ホンダは180円安の4730円と3日ぶりに反落した。
スズキも36円安の1331円と反落したが、米系のメリルリンチ証券が2002年の注目銘柄として選定。新車投入によるシェアアップ、軽自動車市場の拡大を前提としたもので、投資家向けに「買い」推奨する。
この日上げたのは、2円高の三菱自動車工業のみ。このところの市場の流れを映し、株価2ケタ銘柄のいすゞ、日産ディーゼル工業はそろって軟調な動きとなった。