新規材料は見当たらないものの、後場に入って買いが膨らみ全体相場は反発。もっとも、この日の米国大手企業の決算発表を気にする声が多かった。自動車株は高安まちまち。
米国株安を受け売りが先行する展開となり、全体相場は3日ぶりに反落。円相場が一時1ドル=120円台に反発したことも足を引っ張り、自動車株は全面安となった。
日産自動車は、前日比28円高の620円と3日続伸し、9月14日以来およそ1カ月ぶりに600円台を回復。ホンダも内外の大手投資家の買いが入り、220円高の4590円と続伸した。1ドル=121円台に円相場が下げたことが、投資家の買い安心感を誘っている。
米国株式の急反発を受け、全体相場は反発。平均株価は急伸し、ちょうど1カ月ぶりにテロ事件直前の水準を回復した。全面高商状の中、自動車株も軒並み高となった。
米国株式の下落を受け、全体相場は続落。平均株価は4日ぶりに1万円台を割り込んだ。その中で、自動車株は全体的にしっかり。円相場が再び1ドル=120円台となったことが好感され、買い戻しが入った。
米英両国によるアフガニスタン空爆を受け、「影響を見極めたい」というムードが支配的。買いが薄い中に断続的な売り物が出たため、全体相場は反落した。自動車株も全面安。
3連休を控えて見送り気分が強まり、平均株価は続伸したが上げ幅はわずか38銭。その中にあって、自動車株は引き続き堅調。
米国市場の大幅続伸を受け、全体相場は反発。買い安心感が強まり、平均株価は1万円台を回復した。自動車株も全面高。
利益確定の売りが先行し、全体相場は5日ぶりに反落。平均株価は再び1万円を割り込んだ。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車が、前日比22円安の503円と7日ぶりに反落。トヨタ自動車も、160円安の3220円と5日ぶりに反落した。